10年長期国債の市場売買利回り

アベノミクスの第1の矢といわれるアグレッシブな金融緩和を行ったとしても、そのインパクトが現れるのは6ヶ月から1年後ではないかといわれていました。

 

しかし、物価は想定よりもスピードアップに転じるかもしれないシチュエーションです。

 

以前の物価上昇は原油価格の高騰がその原因と考えられますが、逆に10年国債のプレミアムは2008年の春先にかけてダウンしています。

日本銀行は徐々にベースアップしている経済をバックに、さらなる無担保コールオーバーナイト物金利のアップを視野にいえていたのですが、リーマンショックが起こったことから、無担保コールオーバーナイト物金利のアップを見送ったことが原因ではないかと推測されます。

2000年後半には、消費者物価指数の急騰に合わせて10年長期国債のプレミアムも上がりましたが、消費者物価指数の上昇ほど10年国債のプレミアムは上昇していないうえ、すぐに下落してしまいました。

2008年9月にアメリカでリーマンショックが起こり、BOJが無担保コールオーバーナイト物の利回りこそ引き下げないけれど、金融緩和気味の金融経済政策をとったことが要因と考えられJGBの金利プレミアムは変化しました。

コメントは受け付けていません。